hiro kawabata/ chiho kawabata

jewelry design
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作品展に向けて…part1

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      h/c. kawabata (ヒロカワバタ/チホカワバタ)

    次回のギャラリーティーケーアールの作品展に向けて、今回から数回、作品創作のメーキングをご覧いただこうと思います。
    いつもは完成品についてのご説明をしていますが、作品が出来上がるまでの試行錯誤をご覧いただけるのもブログならではだと思いますし、なによりその事でより深く作品に興味を持っていただければと思いますので、時々、こんな方向の記載も良いのでは…、と考えました。


    最初のデザイン画です。ガーデンコレクションに厚みを加える作品です。

    基本的な考え方は、前回ご紹介した葉っぱモチーフのネックレスと同じ、シルバーパーツの中に丸石の天然石を組み合わせるデザイン案です。まずロングネックレスとしてのアイディアから始めました。


    このネックレスのポイントのバラの花びらの部分ですが、以前に発表した立体的な線描写のペンダントの作品を眺めていて、すかして見える花びらの中に天然石を入れてみようと考えたのが始まりでした。

    ただ、バラはとてもポピュラーなデザインモチーフですから、他の方のデザインと違った個性が欲しいと思っていましたので、アクセントとして花の上下にイバラを加えました。
    このアイディアはガーデンシリーズを始めたときからの ”美しいバラにはトゲがある…。”と言う統一のコンセプトです。

    さて、その次に検討したのは、このネックレスのボリュームはこれでいいのか?と言う点です。
    実際にこの絵のまま制作するとなると、このバラのパーツ部分はかなりの大きさになります。
    時代に的したサイズなのか?や、実際の重量も少し重くないか?
    など考えた結果、別の案としてショートサイズでのネックレスとして、アイディアスケッチからやり直す事にしました。


    そのスケッチです。
    ここでもイバラはもちろん、左右非対称なデザインがポイントとなっています。
    さらにここでは、バラの花びらのカタチについても検討しています。(幾何学的で直線的なイメージにしたり、曲線を生かしたラインを強調してみる、などです…)

    そこから、ようやく、立体に起こして行く作業にかかります。素材はジュエリー用のワックス(写真の青いブロックがそれです、簡単に言うと固いロウです。)を加工して、カタチ作って行きます。

    今回のネックレスでは、洋服の立体縫製のような制作方法で進めて行きました。机の上で平面的に考えるのではなく、ネック台に仮止めして、実際に首に付けたカタチを想定してワックスを削ったり、盛ったりして進めます。
    特にトゲのパーツと花びらのパーツのバランスを客観的につかむにはこの方法でないと、把握しにくいと思います。


    しかし、ここで手が止まります。
    う〜ん…。何かが違う…。何がかはまだ解らないけれど…。

    そこから悩む日々が数日続く事になるのですが…。

    次回につづきます。


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