撮影の頼れる味方
h/c. kawabata (ヒロカワバタ/チホカワバタ)
作品の空気感を演出するために撮影にはよく、背景にお花を合わせます。
先日の作品展用に撮影したこの写真にも、秋冬を思わせるグリーンをコーディネートしましたが、このような雰囲気のあるお花が必要な時にいつも助けていただいているお花屋さんがご近所にあります。
アトリエから自転車で数分、丘を超えた場所にあるお花屋さんのuni(ユニ)さんです。
この時は、秋色あじさいを中心に紅葉した葉ものを選ばせていただきました。
一口にグリーンと言っても撮影にはお花だけでなく、味のある葉ものが大きな役割を果たす場合が多いので、葉ものが充実しているuniさんは頼れる味方です。
このブログを始めた事で、以前に比べるとカメラを持ち出す機会が随分増えたように思いますが、今や写真はジュエリーを創作するのと変わらないくらい大切な表現方法の一つとなって来ています。
中でも、年数回行う新作展のポストカードの写真撮影は一大イベントです。
ポストカードは作家から届く新作についての最初のメッセージですので、いかにして作品の空気感を伝えるかが大変重要だと思っています。
ですから毎回、演出方法などについて新作をデザインする時並に悩みます。その空気感をお伝えするのに、背景のお花などが大きな役割を果たしていると言う訳です。
そして、uniさんの出番は撮影時だけにとどまりません。
写真撮影だけでなく、作品展の演出にグリーンを象徴的に配置したい時などにも、よくアドバイスをいただきます。
この写真は横浜での作品展の時のものですが、あらかじめ準備していただいた物を私が新幹線で会場まで持って行き、セットしました。
写真が作品の世界観を二次元で伝えるのに対して、会場演出は空間全体でその世界観を味わっていただく装置だと考えています。このように、色々な方に助けていただきながら、ジュエリーだけでなく、それを付けていただく人や空間を演出したいと思っています。
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