hiro kawabata/ chiho kawabata

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ヒントは鉄の女?

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    h/c. kawabata (ヒロカワバタ/チホカワバタ)


    今、春めいた気分にぴったりの作品が出来ないか、と新作のアイディアをしぼっている最中なのですが、先日そのヒントとなる映像を見つけました。
    今年のアカデミー賞にもノミネートされている映画で、メリル・ストリープ演じる英国初の女性首相、マーガレット・サッチャーの半生を描いた「鉄の女の涙」のワンシーンです。

    日本ではまだ未公開ですので、私が見たのは予告編だったのですが、その中のあるシーンがとても印象的でした。

    映画告知の短編映像ですので、内容はあくまでも想像なのですが、おそらく登場人物の回想シーンだと思われます。
    沢山の人々(議会の人たち?)とバラの花束にかこまれた中をサッチャー首相が歩くというシーンですが、足下にも深紅のバラの花びらがちりばめられ、とても幻想的です。

    ちりばめられた花びらは優雅で大変美しいのですが、まるで血痕のようにも見えます。それはあたかも、これから彼女を待ち受ける試練(フォークランド紛争や、議会での論争など)を暗示しているようで、意味深です…。

    と…、いかにも映画通っぽい分析ですが、作家の視点で注目したのは映画の内容ではなくその花びらの美しさでした。物の見方を変えるきっかけをもらったような気がします。

    具体的に言えば、バラをモチーフにしたネックレスをデザインする時、そのモチーフのさらに細部を覗き込むと言う作業でしょうか。
    昆虫の視点になって花びらに止まると、大きくうねる曲面、その外を走るリズミカルなアウトラインが見えて来ます。
    うん…これまでとは違った世界が広がりそうです。

    後は、その世界観をどう作品に反映してして行くか…です。
    今、シルバーの鏡面を想像しながら、スケッチを繰り返していますが、その中で最も的確なラインを探している所です。



    ・・追記・・
    先日のアカデミー賞でメリル・ストリープが主演女優賞を獲得しましたね。 予告編だけでなく、本編も是非見なければ…。

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