hiro kawabata/ chiho kawabata

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ようやくまとまって来ました

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     h/c. kawabata (ヒロカワバタ/チホカワバタ)

    今回もブログの記事を投稿する期間が、また随分と空いてしまいました…。
    例によってこの間、次のコレクションのアイディアをまとめるために頭の中で、山ごもりをしていました…。

    で…、ようやくこの春夏の新しいコレクションの方向性がまとまって来ましたので、そのご報告です。

     

    まずは、新しいコレクションの方向性を探して…

    アイディアを出すために、普段から自分が気になる広告ページや写真集などをスクラップしているのですが、あえてテイストを決めずにランダムに集めていますので、建築の要素が多い直線的な物やモダンな物など、方向性は様々です。

     

    そのバラバラな要素の資料が、ある部分で直感的につながりました。

     

    その感覚を信じて、この春は、この曲線のレイヤードに注目する事にしました。

    このドレスは花びらをイメージさせる波形の生地が重なった曲線がエレガントな印象を与えています。

    以前からモードのシーンでは、シースルーのオーガンジーを幾重にも上に重ねた、レイヤードの洋服が多く見られるのですが、この要素をジュエリーに持ち込みたいのだけれど、薄い生地のように透けない金属ではその表現が難しいな…と思っていました。

     

    しかし、生地を上に重ねる表現は難しくても、このドレスのように水平に重ねる方法でなら、このレイヤード感を表す事が出来そうだと考えました。

     

    こちらの写真は、某有名ブランドの香水広告の部分写真です。

    おそらくこのページを先に切り取っていたのですが、これは本物の花をドレスのように作り込んで撮影しているようです。

     

    この曲線が花のように…ではなく、本当に生花を贅沢に使う事で香りのドレスをまとう…、と言うメッセージを表しているのだと思います。

     

    非常にインパクトの有る広告ページでしたので、スクラップした時は、なんとかこのイメージを自分の物にしたいと考えていましたが、この要素をどのようにまとめるのか、最初のオーガンジードレスの写真を見つけるまで、造形の具体的な処理方法を見つける事が出来なかったので、中々消化出来ないでいたのです。

     

    そうした中、最初のドレスの写真と、この香水の写真。この二枚が重なる事で、頭の中でアイディアがつながった感じがしました。

     

    一旦、方向性が見えてくると、今まで目に入ってこなかったページまで、気になるようです。

    この写真の袖のイメージでは、膨大な量の生地を重ねなくても十分にレイヤード感が出せる事を表しています。重ねる量が少量の場合、このようにまとめると良いのでは…、というヒントになりそうです。

     

    さて、このレイヤードと言うキーワードを元にスケッチをまとめている所ですが、このスケッチのイメージ、どこかで見た事ありませんか?

     

    そうです、天使の3枚の羽のネックレスの重なった上の部分のイメージです。

     

    偶然ですが、今回のこのレイヤードを水平方向にまとめると言うアイディアが出た時に思い出したのが、以前大学の講演用に撮影し直していたこのネックレスの写真でした。

     

    このネックレスの上の部分をアップにして、「この部分きれいだよな〜」と考えていたのです。

    ただ、それをどのようにまとめれば良いのか…ここでもその具体例が出ていなかった訳でが、この写真資料が加わる事で、新しいコレクションのヒントが結びつき突然、歯車が回り始めたと言う訳です。

     

    それぞれ、遠くに離れていた写真が頭の中でつながった感じです。

     

    まずは、このイメージを生かした指輪からまとめてみています。

    新しいコレクションを引っ張って行くリーダーと言えるシンボルをしっかりまとめないといけません。

     

    きっとワクワクするコレクションになると信じて現在格闘中ですので、次回のご報告の機会までもうしばらくお待ち下さい。

     

     

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