hiro kawabata/ chiho kawabata

jewelry design
<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 秋の横浜での作品展のご案内(2017秋) | main | Lier 幡でのイベントご案内 >>

GAllery T.K.ARTでの作品展のご案内(2017冬)

0

    h/c.kawabata(ヒロカワバタ/チホカワバタ)

    ■ Email : info@hc-kawabata.com ■ 

    ■   Instagram  :  hc.kawabata_hirokawabata   ■

    いよいよ本年を締めくくるイベント。GALLERY T.K.ARTでの作品展が始まります。

           12月16日(土)〜12月25日(月)

              GALLERY T.K.ART

          h/c. kawabataジュエリー作品展

    この秋冬のコレクションテーマは、昨年に引き続きアメリカンモダンアートの先駆者ジョージア・オキーフです。

     

    昨年の冬のテーマをオキーフにした事もあって、あれから更に画集や写真集を集めました。

    彼女のパートナーが写真家だった事もあり、画集以外にニューメキシコのアトリエでの、彼女の日常やアトリエの様子などを写真におさめた写真集が数多く存在しています。

    むしろ、画集より写真集の方が多いのではないかと思うくらいです。

    ニューメキシコの強烈な光、厳しい自然、その中にたたずむ凛としたオキーフ…。その写真からは、彼女の作品はこの環境無くしては生まれなかった…。と感じる写真ばかりです。

    今回は、そんな写真や彼女の言葉から受けたイメージを作品にしたいと考えました。

    中でも一際、目を引いたのが本の中に度々出てくる、何げない自然石です。おそらく近くを流れるグランデ川で拾って来た物だと思われますが、アトリエのあちらこちらに絶妙に配されたその石の存在感に強く引かれました。それらの写真からは禅寺の庭石や晩年のイサムノグチの彫刻を思わせる空気感が感じられます。

    アトリエの中庭にある井戸の蓋、その上に配置された自然石。そして、その写真にはこのような言葉が…。

    ”井戸の蓋の上に置かれている石で、ミス・オキーフとエスティベン(庭師)はチェスのようなことをする。そばを通るとき、片方が石をひとつ動かす。もう片方は、あとから、もしくはその翌日、それに応えて石をひとつ動かし返すのだ。”

     

    そして…、この言葉からイメージしたのがこのネックレスです。

    デザインのキーワードととしては複数の石に見立てた造形物がある事。(今回は実際の天然石では無く、あくまでも石に見立てた別素材にしたいと考えました。)さらに、そのパーツが動く事。(文章にあるチェスをイメージ)

    石に見立てたパーツは、かたまり感が強いと見た目にも重く感じるので、空間を設けて抜け感を出す事で石のイメージを表しつつ、デザイン性を表現しました。

    (この写真は、シルバー素材で鏡面仕上げにしています。)

     

    今回のコレクションでは、このネックレスをベースにデザインを進化させようと考えました。

    ネックレスのパーツを抽象化したピアスです。有機的なネックレスから一転、柔らかな楕円のシルエットを三角形に変化させる事でエッジがきいた幾何学的なデザインになっています。大きく湾曲した面の中央に開いた正円が印象的です。

    同じ考え方でデザインしたネックレスです。フロントサイドのマンテルパーツで止める所がポイントです。このデザインは、昨年からポピュラーになっているビッグシルエットのパンツのコーディネートにピッタリだと思っています。

     

     

    さて、そろそろ皆様のお手元に、ギャラリーから案内状が届く頃かと思います。

    ギャラリーティーケーアールでの作品展では、年内締めくくりの作品展にふさわしい、ギャラリー限定のスペシャル仕様の作品をメインビジュアルにしたいと考えました。

    通常仕様とは別に、先ほどご紹介したシルバー生地のネックレスの内側にゴールドコーティングを施し、さらに外側全体をイブシ加工したスペシャル仕様で出品いたします。そうする事で画集の中のオキーフの作品によりイメージを近づける事が出来るのでは…と。

    作品展の案内状は、作者から皆さんにお送りする大切なメッセージです。ですので、そのビジュアルの中にオキーフの作品集の中からこのページの言葉を引用しました。

     

    記載している文章は、おおよそこんな感じです…。

    ”ときどき絵のアイディアが浮かんだとき、なんて平凡なのだろうと思ってしまいます。

    なぜ黒い石の絵なんか描くのでしょう?

    それより散歩にでも行ったら?

    しかし、その後で気づくのです。誰かにとってはそれは平凡ではないかもしれないと。”

    ジョージア・オキーフ

     

    少し抽象的な言葉ですが、オキーフは生前、日本を訪れ多くの日本庭園を見て回ったと言うエピソードが作品集にも書かれています。そう思うと、この黒い石が象徴しているものは何か?おのずと見えて来るように思えます。

     

    そして、そのページから感じた思いを具現化したネックレスがこの作品です。

     

    会場に新たに集めたオキーフの写真集を持ち込んで、このような、今回の作品たちが生まれるまでのお話をさせていただきたいと思っています。ギャラリーで皆様とお会いする事を楽しみにしております。

     

    h/c.kawabata  ジュエリー作品展

    12/16(sat) ----12/25(mon)

    ギャラリー営業時間 am11:00 --- pm 8:00

    ※作品展期間中の作家在廊時間 pm1:00 --- pm7:30
    ※ 12月19日(火)は定休日です。 ※

    GALLERY T.K.ART
    〒542-0086
    大阪市中央区西心斎橋1-10-5
    TEL : 06-6282-1456  FAX : 06-6282-1457

     

     

     

    - | permalink | comments(0) | - | - | -

    この記事に対するコメント

    コメントする